【2023最新】オフィスセキュリティの最新トレンドと対策ポイントをご紹介
オフィスセキュリティは常に進化しており、
最新のトレンドを把握することが重要です。
本記事では、オフィスセキュリティの最新トレンドのうち、
オフィスセキュリティの2つのトレンドとクラウドセキュリティの増加について解説します。
これからのセキュリティ対策の参考にご覧ください。
オフィスセキュリティの最新トレンド
コロナ以降、フリーアドレス型のオフィスやハイブリッドワーク型の働き方が増えています。
そこで増えた課題から生まれた、2つのトレンドをご紹介します。
トレンド①入退室管理システム
フリーアドレスオフィスでは、
・オフィス内に社外の人が侵入していても気付きにくい
・書類等の持ち出しに気付きにくい
など、外部からの侵入や内部からの持ち出し等のリスクがあることから、
入退室管理システムの需要が高まっています。
入退室管理システムとは、オフィス内への出入りを制御し、
安全かつ効率的なアクセス管理を行うためのシステムです。
不正な出入りを防止し、
オフィス内のセキュリティを確保できます。
トレンド②クラウド型のセキュリティシステム
ハイブリッドワークを導入している企業では、
・セキュリティカードの受け渡しや管理が面倒
・万が一の事態が起きた際に、オフィスに行かないと状況確認ができない
などの課題があることから、
セキュリティシステムのクラウド化もトレンドになっています。
クラウド型のセキュリティシステムとは、
セキュリティ機能やサービスをクラウド上で提供する
セキュリティソリューションのことです。
従来型のオンプレミス型のシステムと違い、
初期費用や導入コストの安さや手軽さ、管理工数が少ないことから人気が出ています。
先程お伝えした、入退室管理システムも、クラウド型が人気となっています。
オフィスセキュリティの3つのよくある課題と対策
①物理セキュリティの課題
よくあるセキュリティ課題の1つ目は、物理的な侵入・盗難です。
日本では多くの企業で、
オフィスのセキュリティを入居ビルに任せているケースが少なくありません。
しかし、オフィスへの不正な出入りや盗難を防ぐためには、
自社オフィスでも個別の対策が必要です。
対策としては、
・社員の入退室を管理
・来訪者の入退館を管理
・セキュリティカメラで異常行動や不審者を監視
・機密情報や貴重品を保管する安全なロッカー等の設置
などがあります。
情報漏洩・データ管理対策
よくあるセキュリティ課題の2つ目は、情報漏洩です。
対策としては、
・システムとソフトウェアの定期的なアップデートを行う
・個人情報との紐付けは必要最低限にする
・セキュリティ意識の高いベンダーやパートナーとの取引を選ぶ
などがあります。
従業員のセキュリティ教育対策
よくあるセキュリティ課題の3つ目は、従業員のセキュリティ教育の不足です。
対策としては、
・定期的なセキュリティトレーニングと教育プログラムを実施
・パスワード管理ツールの活用
などがあります。
こうしたポイントを押さえ、
オフィスのセキュリティを多面的に強化していく必要があります。
ハイブリッドワークにおけるセキュリティ対策とは?
昨今では、オフィスとリモートワークの両方を組み合わせて働く「ハイブリッドワーク」を取り入れる企業も増えていますよね。
そこで、ハイブリッドワークにおいては、どんなオフィスセキュリティ対策をしたら良いのでしょうか。
ここからは、ハイブリッドワーク導入企業でとるべき、オフィスセキュリティ対策についてお伝えします。
①VPNの利用
リモートワーク中は、セキュアな通信を確保するためにVPN(仮想プライベートネットワーク)を使用しましょう。
VPNを活用することで、データの暗号化や安全なアクセスが可能となります。
②多要素認証の利用
多要素認証は、パスワードだけでなく追加の認証要素(SMSコード、アプリ生成のコードなど)を必要とする仕組みです。
これにより、不正アクセスをより困難にし、セキュリティを向上させます。
③セキュリティポリシーの策定
ハイブリッドワーク環境に適したセキュリティポリシーを策定し、
従業員に対して、セキュリティに関するガイドラインの提供や教育を行うことで、
内部からの情報流出や危険行動を防ぎましょう。
これらの対策を行うことで、
ハイブリッドワーク環境においてもセキュリティを確保し、データとシステムを守っていきましょう。
オフィスセキュリティの未来
これからのオフィスセキュリティはどうなっていくでしょうか。
最近では、クラウド型のセキュリティシステムと
業務効率化に関するシステム連携も注目されています。
クラウド型のオフィスセキュリティシステムを提供している
株式会社クマヒラや株式会社構造計画研究所では、
入退室管理システムと、業務効率化システムの連携事例が多数あります。
<連携例>
・受付システム
・勤怠管理システム
・経費精算システム
例えば、入退室管理システムを
弊社のクラウド受付システム「RECEPTIONIST」と一緒に使用すると、
社外と社内両方のオフィスの出入りを管理することができるようになります。
<参考事例>
こうした連携により、セキュリティと同時に業務の効率化も可能になります。
今後は、働き方改革やDX推進の側面からも
・クラウド型のセキュリティシステム
・セキュリティシステム×業務効率化システム連携
などが、ますます増えていくでしょう。
これから、クラウド型のセキュリティシステムを導入する予定があれば
ぜひ連携システムも検討してみてはいかがでしょうか。
RECEPTIONISTシリーズについて
RECEPTIONISTシリーズは、ビジネス上のつながりをテクノロジーでスマートにすることで
各従業員が本来やるべき業務に集中でき、働きやすい環境に変えていくクラウドサービス群です。